農薬汚染で毎日苦しい…支援を必要としている方がいます

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Cs支援カフェユグドラシルから、活動員さんのサポートのお願いが公募されております。

半年間除染を続けても症状が出てしまい、支援が必要な状態です

Cs支援カフェユグドラシルでは、化学物質過敏症の患者でありながら、化学物質過敏症のサポートの活動をされていました。

とある患者さん(以下Sさん)へ避難場所を提供したところ、Sさんの持ち物が農薬で汚染されてしまっていたようで、提供した場所や、活動員さんの持ち物までもが農薬で汚染されてしまったそうです。

部屋全体、電化製品、洋服などが汚染されてしまい、廃棄し買い替え、買い替えが難しいものは洗浄(様々な洗剤やスチームクリーナー、高圧洗浄機などの洗浄機)等と言った対応を半年間も繰り返されています。

ですが、どうしても除染し切ることができず、対応とそれに伴う症状に毎日苦しみ、活動自体も困難になっています。

引っ越しも視野に入れているそうですが、化学物質過敏症の住まい探しは時間と手間暇がかかるため、一度業者に依頼して本格的なクリーニングを検討中だそうです(見積もり中)。

ですが、様々な洗剤や洗浄機、住まい探しのために出費がかさみ、クリーニングも引っ越しも今すぐ、と言えない大変困難な状況に陥っております。

そのため、現在、クラウドファンディングやnote(投稿したコンテンツを無料~有料で公開できるサービス)にて、支援を募集しています。
どうか、シェアや支援をいただけますよう、ご協力お願いいたします。

※経緯については、公開されているnoteの記事でご確認できます。

https://note.mu/yggdrasill36/n/ndadde4fc7957?creator_urlname=yggdrasill36

なお、話を聞く限りでは、農薬汚染が起きてしまった状況については、双方ともに他意など一切ないと判断しております。

ケミアン協会としての見解などについては、以下をご確認ください。

疑問「なぜ、患者同士なのにダメージを与えてしまったのか」

多くの方が罹患経験がある風邪の諸症状や、国民病とまでなってしまった花粉症の患者も、症状などには個人差がありますよね。

それと同様、化学物質過敏症にも個人差があります。

そして化学物質過敏症の場合、日常生活に溢れているありとあらゆる様々なものに反応し、頭の先からつま先まで、多種多様な症状が出ます。

そのため、その個人差は必然的に大きくなり、反応する物や反応する量も個人差が大きくなります。

また、家庭環境や住環境、経済状況により、化学物質過敏症の対策を施したくてもできないことも少なくないと言えるため、100%化学物質過敏症の対策をし切れていない患者も少なくないでしょう。

環境病とも言える化学物質過敏症は、環境に左右されがちです。
ある患者が安心して過ごせる環境だからと、他の全ての患者も安全に過ごせる環境と言えないのが、化学物質過敏症の難しさの一つと言えるでしょう。

今回の件のように、Sさんの過ごしていた環境から持ち込まれた荷物に付着していた成分などにより、Cs支援カフェユグドラシルの活動員さんがダメージを受け続けてしまうことは、不運な偶然と言えるでしょう。

そこに悪意と言った他意はなく、同じ病気で困っている方を助けたい、辛いから助けて欲しいという思いしかなかったはずです。

患者同士でもこのように、思わぬところで相手の方にダメージを与えてしまうことは、本当に悲しいことです。

化学物質過敏症の患者は全員、このような事態になってしまう可能性を念頭に置かなければならないかも知れません。

理解が進まない現状では、患者同士の平穏な繋がりが欠かせないのですから。

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