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基本の「き」化学物質過敏症の対策と改善|外出編

タバコ、洗剤や柔軟剤に使用されている人工香料や持続させるための成分に反応し、体調悪化する化学物質過敏症の患者は多いですね。

歩きタバコやコンビニ前タバコ、電車やバスでは車内にこもった人工香料と持続させるための成分、と、外出=ダメージ=体調悪化と言っても過言ではありません。

外出を極力控える、という対応が、体調だけを考えると一番なのですが、外出しなければならない・外出したい時があるのは化学物質過敏症も同じ。

こちらでは、当協会の代表の天野さちえが収集した情報や、宮田幹夫先生のアドバイスを実際に実行し、有効だと判断した「外出での対策」をまとめています。
個人差が大きい病気ですので、実行されるのであれば、ご自身の状態を踏まえた上で判断し、自己責任の上でお願いいたします。

化学物質過敏症対策、基本の「き」

化学物質過敏症の対策と改善 外出編

マスク着用
VOCなどを吸着してくれる活性炭フィルターが使用されているキーメイトマスクがあります。
VOCの吸着量には限度があるので、一度の外出で使い捨てたり、体調によって外出中に新しいものに変えたりしましょう。

天野さちえ

当て布を使うと、呼気の水分や汗で不織布が貼り付くことなく快適になります。
布地は、個人的にタオル地がおススメです。密着度を高めつつ、適度な空間を作ってくれます。

耳が痛い、イマイチ密着しなくてずっと抑えていなければならないなど、使い心地にご不満がある場合は、キーメイトマスクをオーバーヘッドタイプにすると解決します

いつものマスクを改善!耳の痛み解消と密着度アップの方法
化学物質過敏症はマスク必須。だから耳の痛みと密着度の悩みも常について回る。私は、ちょっとの工夫で2つともほぼ解消しました。「いつものマスク」をオーバーヘッドタイプにしちゃう方法です。

どんなマスクを使用するかは、実際に使用してみて合うか合わないかを慎重に判断します。
患者の中には活性炭も苦手な方がいらっしゃるようなので、その場合はオーガニックコットンのマスクを利用するなど、工夫が必要となります。

マスクと当て布の替えの携帯
VOCの吸着効果が高い活性炭フィルターもそうですが、布地は周囲の揮発成分や揮発臭が付着します。
揮発成分や揮発臭が沢山染みついたマスクや当て布は当然ダメージの元にもなりますので、マスクと当て布の替えを携帯することをおススメします。

また、外出時間などが短くても、マスクを外した時に万が一落としてしまうことも考えられますので、替えを持っていると安心ですね。

酸素ボンベ
基本の「き」化学物質過敏症の対策と改善|自宅編」でも紹介しましたが、スポーツタイプの酸素ボンベがあります。

ただ、電車内や揮発成分が多い空間では、使用することは避けた方がベストです。
酸素と一緒に大量に揮発成分も吸い込むことになり、±ゼロ、場合によっては逆にダメージを受けることもあります。

禁煙エリアで広い空間、周囲に人がいない・少ないことが確認できる場所を探して使用しましょう。

飲み物の持参
水分補給ができるように、携帯できる飲み物を持参します。
ペットボトルのミネラルウォーターで、しかもコンピに等で販売している物で飲める銘柄を探しておくと便利です。
キャップにストローを取り付けられるグッズを利用すると、マスクをしていても飲みやすいです。

市販している物で飲める物がない場合、使用できる容器に飲める物を詰めて持ち歩く必要がありますね。

天野さちえ

私は一時期、自宅で淹れたお茶をガラス瓶に詰めて持ち歩いていました。

今はいろはすのノーマルなら飲めるようになったので、ストローを取り付けて持ち歩いています。

ペットボトルにストローキャップを取り付けると、マスクをしていても飲みやすくなります

一人で出かける時は、携帯電話やスマホの持参
誰か付き添いが必ずいるのならいいのですが、状況によっては一人で外出することもありますよね。

その場合は、短時間、短距離の外出でも、携帯電話やスマホなど、誰かに連絡できる手段を携帯します。

症状には個人差がありますが、思考力の低下の症状は「今、自分がどこにいるか?何をしようとしているか?が分からないレベルにもなることがあります。

痛みや吐き気、弛緩や疲労感の症状も、歩くことや立ち上がることがキツいレベルになることもあるでしょう。
万が一のときに、誰かに迎えにきてもらうため、連絡手段は常に持ち歩いた方が安全です。

灰皿や喫煙所の位置を覚える
行動可能範囲の灰皿(コンビニ)や、喫煙所の位置を覚え、避けられるルートを探します。
また、始めていく外出予定の周辺の灰皿(コンビニ)や、喫煙所の位置も、事前にチェックしておくのがベストです。

ただ、駅周辺では、必ず通らなければならないような利便性の高い場所にあることが多く、不可能な場合が多いです。結局は走ることになります。

長時間歩いたり走ったりしても、痛くならない靴を探す方が現実的ですね。

有害な揮発成分や苦手物質があることが明白している場所には行かない
喫煙OKだったり、人工香料が満ちている空間には行かないのがベストです。
有害な揮発成分や苦手物質を使用している人には近づかない
会う直前や、会っている最中に吸わないと居られないレベルでタバコを吸う方や、濃い人工香料をまとっている方には、近づかないのがベストです。
ペットボトル型空気清浄機
ペットボトル型の空気清浄機があります(現在ショップ準備中です)

水を使用したシステムで、水槽用のモーターを利用しており、マスクを着用したままで稼働させます。
携帯可能な空気清浄機は他にないでしょう。

動かしたり降ったりすると水が逆流してしまうため、電車に乗っているときや、店舗などで座っているときに使用することをおススメします。

化学物質過敏症対策、基本の「き」 まとめ

化学物質過敏症対策、基本の「き」