洗濯用の柔軟剤類の代替品と代替方法について
洗濯用の柔軟剤類 クエン酸
洗濯物のゴワツキを緩和させる。
クエン酸を使うときのポイント
- 酸性
- 保存容器は金属以外で!
長時間金属と触れていると、腐食(さびなど)の原因になります。 - 残さない!
クエン酸を使用したあとは、水で洗い流したり、水拭きでしっかり拭いてください。 - 塩素系注意!
化学物質過敏症で塩素系の製品を使用することはまれだと思いますが、塩素系の物とクエン酸を混ぜると【有害な塩素系ガス】が発生する場合がありますので、混ぜないようにしましょう。
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成分(全成分):クエン酸
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成分(全成分):クエン酸
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成分(全成分):クエン酸
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成分(全成分):クエン酸
洗濯用の柔軟剤類 クエン酸+グリセリン
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成分:1mL中 グリセリン 1mL含有。[グリセリン(C3H8O3)84.0~87.0%を含有。]
ケンエー グリセリンP 500ml 医薬部外品 |
成分:1mL中 グリセリン 1mL含有。[グリセリン(C3H8O3)84.0~87.0%を含有。]
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成分:グリセリン
洗濯用の柔軟剤類 代替方法
香害関連のニュースが上がった時期に、ネットのどこかでこんな書き込みを見ました。
「柔軟剤を入れないわけにはいかない」
なぜでしょうか?
衣類がゴワゴワするからでしょうか?
ですが、多少衣類やタオルがゴワゴワしたところで、どんな問題があるでしょうか?
衣類やタオルの多少のゴワつきで傷つくほど肌が繊細なら、柔軟剤に含まれている成分の方が、よほど刺激を与えるでしょう。
化学物質過敏症の対策として、一般的な洗剤や柔軟剤の使用を停止し、それらを使用していた衣類やリネンを除去すれば、肌への刺激は少なくなるはずです。
クエン酸やグリセリンで合うものがない、使用できる柔軟剤の代替品が見つからない…という状況なら、いっそ使用しないという選択肢も視野に入れて、試してみてください。
我が家では、私も夫も物理的な刺激に少し弱い肌ですが、クエン酸もグリセリンも使用していませんが、多少ゴワゴワした洗濯物(特にタオル)が原因で肌トラブルになったことはありません。
洗濯用の漂白剤類の代替品と代替方法について
洗濯用漂白剤 過炭酸ソーダ(過炭酸ナトリウム)
過炭酸ソーダ(過炭酸ナトリウム)を使うときのポイント
- 強アルカリ
- 素手注意!
素手で扱うと手荒れします。
特に水やお湯で溶かした溶液を、長時間素手で扱うことは避けましょう。
手についてぬるつきが取れない時は、クエン酸などで中和できます。 - 水分注意!
過炭酸ソーダ(過炭酸ナトリウム)は水と反応して過酸化水素を放出し、炭酸ソーダになります(発泡します)
そうなると保存性が失われます。
保存容器のフタや、パッケージのチャックはちゃんと閉めましょう - ステンレス以外の金属に使わない!
化学反応が起きて変色などが起こる場合があります。
【シャボン玉本舗】 酸素系漂白剤 750g【05P03Dec16】 |
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)
ミヨシ 暮らしの過炭酸ナトリウム 500g MiYOSHi |
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)
洗濯用漂白剤 代替方法
- 煮洗い
- 使わない。
柔軟剤と同様、なぜ漂白剤を利用するのでしょうか?漂白、つまり白い布を白く保つためでしょうか?
ですが、もし、過炭酸ソーダ(過炭酸ナトリウム)が使えないほどならば、布の白さ維持は諦めた方がいいかもしれません。
除菌効果や消臭効果のためでしょうか?
正しい洗濯方法であれば、十分除菌もされている=消臭もされるはずです。
もし、洗濯していても臭う、部屋干し臭がするというのであれば、それは洗濯自体が失敗していることが考えられます(洗剤が少ない・多い、詰め込み過ぎ、洗濯し終わってすぐに干していない、洗濯槽が汚れているなど)
除菌=消臭目的でどうしても漂白剤が使いたい洗濯物の仕上がりになっているのであれば、先に、正しい洗濯方法に切り替えましょう。
もし、過炭酸ソーダ(過炭酸ナトリウム)が使用できないのなら、使用しないという選択肢も含めて考え、試してみてください。