化学物質過敏症でも安全に使える洗剤に切り替えた時に気になること
一般的な洗剤や柔軟剤から、化学物質過敏症でも安全に使える物に切り替えた時に、気になるポイントです。
部屋干し臭、気にならないの?
安全な洗剤などに切り替える時に切り替えるのは、ココですよね。
では、部屋干し臭とは、何のニオイだと思いますか?
- 汚れや雑菌が取れていない
- 洗剤がすすぎ切れず残っている
- 干すのに失敗して、雑菌が繁殖した
- そもそも洗濯槽が汚れていて雑菌が繁殖している
部屋干し臭はここら辺が原因となっています。
正しい洗濯方法であれば、汚れも落ちます。
洗濯槽をキレイにすれば、雑菌の付着も減ります。
正しい干し方であれば、雑菌の繁殖も防げます。
部屋干し臭は、使用する洗剤の問題より、洗濯の方法自体の問題が大きいです。
もし、洗濯物が臭う、部屋干し臭がするというのであれば、使うものを変えたり、使うものを増やすのではなく、洗濯方法を見直すのが先です。
- 正しい洗濯方法
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- 酷い汚れは事前にもみ洗いや漬け置く
- 洗濯機に詰め込み過ぎない
- 洗剤は適量
- 石けん洗濯はすすぎを2回行う
- 洗濯が終わったらすぐに干す
- 干す間隔は約5センチが目安
- 部屋干しの時はサーキュレーターや除湿器を活用し、乾きが早くなるよう工夫する
- 洗濯槽のクリーニングをする
- 洗濯機にお湯を満水に貯める
- 過炭酸ソーダをお湯10Lに対し約100g入れる
- 数分洗いで稼働させる
- 一晩(6時間)漬け置く
- 浮いている汚れをすくい取り、そのまま洗い→すすぎ→洗い
- 汚れが浮き出なくなるまで繰り返す
- 終わった後は、糸くずフィルターの掃除も忘れずに
お湯を使用すると更に洗浄力が高まります。毎日部屋干しする場合は、お湯での洗濯をおススメします。
また、ドラム式は、化学物質過敏症とは関係なく、洗浄力は縦型にまだまだ遠く及ばないと電気屋さんに言われたことがあります。
洗浄力不足が気になるのであれば、縦型の洗濯機がいいようです。
我が家では365日部屋干しですが、部屋干し臭とは無縁です。
ポイントを押さえれば大丈夫です!
石けん洗濯の注意点
石けん洗濯をする場合は、泡立てを十分に行うことと、すすぎを十分に行うことがポイントとなります。
石けんはカビのエサになるため、すすぎを十分に行うこと、洗濯後はフタを開けて湿気を飛ばしておくこと、洗濯槽のクリーニングを定期的に行うことなどに気をつけましょう。
また、石けんとクエン酸は「混ぜてはダメ」です。
危険性はありませんが、混ざると「カッテージチーズのようなネバネバの物質」に変化し、独特のニオイが発生します。
布に付着すると、とても落としにくいです。