【合わないものの除去 虫対策グッズの代替品と代替方法】基本の「き」化学物質過敏症の対策と改善|自宅編

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虫の大量発生!危険な虫が巣を作り始めた!そんな時の対策は「木酢液・竹酢液」

化学物質過敏症だと、住まいの安全性には気を遣っていらっしゃいますよね。

リスクの少ない建材で新築するか?

古民家を探すか?

選択肢は経済的事情や体調、反応する物質によって違うとは思いますが、古民家の場合に、虫の大量発生が避けられない場合があります。

「浄化槽がある古民家」に住んでいる場合です。

浄化槽とは、カンタンに説明すると「各自宅にあるミニ下水処理場」です。

浄化槽システム協会(JSA)
浄化槽システム協会のホームページです。ぜひご覧ください。
浄化槽とは? | 埼玉日化サービス株式会社
浄化槽とはいったい何でしょうか? 浄化槽法 という日本の法律によれば、下記のようにされています。 便所と連結してし尿及びこれと併せて雑排水(工場廃水、雨水その他の特殊な排水を除く。以下同じ。)を処理し、下水道法 (昭和三十三年法律第七十九号)第二条第六号 に規定する終末処理場を有する公共下水道(以下「終末処理下水道...

汚水を文字通り浄化してから川などに流するためシステムです。

古民家には浄化槽が設置されていることがあり、住める家が賃貸のため、撤去せずにそのまま浄化槽も使用し続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

浄化槽は虫の発生源にもなります。
通常、浄化槽のメンテナンスを依頼している業者さんに依頼して、浄化槽内に防虫プレートを取り付けてもらうなどで対応しますが、発生し始めた虫に殺虫剤を使用すれば、当然ダメージを受けます(業者さんは良かれと思って殺虫剤を使用されますので、事前に何重にも念押しして、使用を避けてもらいましょう)

また、家の周辺に「蜂」が巣を作り始めることもあるでしょう。

こちらも、手に負えないほど大量発生してしまったり、気がつくのが遅れて巣が大きくなってしまっているのなら、素直に業者さんに依頼することをおススメします。

ですが、「大量発生のし始めの虫よけ」や、蜂が5~6匹の「巣の作り始め」の状態であれば、木酢液竹酢液のスプレーで対応できることがあります。

木酢液や竹酢液は、木炭や竹炭を焼くときに発生する水蒸気を冷却した液体で、成分は木タール・酢酸・メタノール・アセトン・アセトアルデヒドなどです。
つまり「煙が液体になったものが木酢液や竹酢液」です。

揮発臭も煙です。ケムいです。

化学物質過敏症的には、あまり日常使いしたくない成分ですので、室内で使用することは避けた方がいいでしょう。
また、使用の際はマスク、ビニール手袋、肌の防護のために長袖長ズボン必須です。

  • メーカーによって希釈する倍率が違うようですが、虫対策としては500~1000倍のようです
  • スプレーボトルに少量の木酢液(または竹酢液)を入れ、水を入れるだけです
  • 虫に直接振りかけるか、虫が張り付きそうな壁などにスプレーします
天野さちえ

小虫には効かなかったことがありますが、数匹の巣作りし始めの足長蜂には、劇的に効きましたよ。
傘で防護しながら噴射しましたが、傘が必要ないくらい、嫌がってぴゅ~っと逃げていきました。

ただ、当然、刺されるリスクがゼロと言うわけではないので、くれぐれも自己判断・自己責任の下行ってください。
業者さんに事情を説明して、理解してもらったうえで対処していただくのが一番安全なのには変わりありません。

症状ですが、私の場合は外で噴射した後、マスクやビニール手袋はビニール袋に入れて即廃棄、着ていた服は即洗濯、即入浴しましたが、閉め切った家の中でも煙の揮発臭を感じましたし、ジワジワとノドの痛みが発生しました。

症状としては軽い方だと思います。

体調と相談して、リスクと天秤にかけて利用してくださいね!

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